暫存

熊木杏里( Anrico ) 暫存歌詞
1.咲かずとて

作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里

あなたを愛せない 私はどこにもいけない
your need

同じ時を 生まれて生きてる
小さな輪の中 あなたがいてくれた…

どうして…叶わないものへと手が…
のびてゆくのだろう

肌を重ねても通わない あなたは他の…
ふたりだけが まるで咲けないもののよう

※あなたを愛せない 私はどこにもいけない
ふりむくまでは ずっと… この世界にいるから
your need※

無常を知って 嘆くばかりのころ
逆手にとって 喜んでいる 今

人は求めないほうが 幸せなのだろうか…

時の槍に泣いて 殺されてしまうなら
この手に貫いて 生きていくほうがいい
your need

変わらない「未来」は 動かない「今」だから

(※くり返し)


2.窓絵

作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里

絵のフレームから 舞い込む小鳥
今日はつがいで 幸せかい…
ぼくが触れられる ものと言えば
固くて冷たい ベッドぐらいさ…

雨も降るけど 雪も降るけど
心の天気に晴れはない

※ねぇ ぼくは空に近いから
今じゃなくても 見えるけれど
ねぇ ぼくが空に登るまで
太陽の君よ そばにいて…※

月日は無駄に すぎてゆく
ぼくと訳もなく すぎてゆく…
どこか行こうかと そう言えたら
君の喜ぶ顔だって 見れるのに…
この目に映るもの 窓絵の向こうは
どんな希望にあふれてる?

ねぇ 君は空を知らないの
あめ玉よりも あきないものだよ
もし君が空を知りたいなら
そうね ぼくが いつか
手紙でも書いてあげる

雨も降るけど 雪も降るけど
心の天気に晴れはない
あぁ ぼくは 空へ行きたいよ
すべて見わたす空に uh…
あぁ ぼくが 生まれたこの地よ
忘れることなかれ
ずっと ずっと…

(※くり返し)


3.戦いの矛盾

作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里

小さな足場を登りきるには
私は満たされすぎている
欲しい物のために我慢をするにも
私は満たされすぎている
お金がないこわさを知るには
私は満たされすぎている
食べるために働く気になるには
私は満たされすぎている

働きたくても 働けない人がいて
飢えて舌をかじってる

命とお金がつながらない場所にいて
お腹の中にももどれない

君は神様のすぐそばにいて
どんな話を聞いているの?

誰かに想いを訴えかけるには
私は満たされすぎている
それでも私は私にしか
できないことがあると信じる

泣きたいときにも泣けない人がいる
涙でのどが潤うの?
心と体が別々になりながら
いつか何かを叶えるの?

きっと神様はひとりひとつ
ちがう話を 教えてくれる

いつまでも

生きてゆく


4.私をたどる物語

作詞:武田鉄矢
作曲:熊木杏里

頬をぶたれた少年がひとり
日暮れの道で泣いている
父が憎いと声とがらせて
涙でゆがんだ 空見てる

遠い未来が不安でならず
呼ばれて返事しなかった
だけどやっぱりきみが悪いよ
自分を隠しているからさ

さあ鉛筆しっかり握りしめ
私という字を書くのです
白いノートの私にだけは
夢を話してゆくのです
君しか書けないその物語
私という名の物語

髪を切られた少女がひとり
鏡の前で 泣いている
母が嫌いと声をつまらせ
自分を悔しくにらんでる

ちがう親から生まれていたら
ちがう自分になれたという
だけどやっぱりきみはちがうよ
そしたらきみはいなくなる

さあ鉛筆しっかり握りしめ
私という字を書くのです
白いノートの私とだけは
ずっと仲よくするのです
君がたどってゆく物語
私という名の物語


5.朝の夜ふかしのテーマ

作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里

今 聞いてごらん 君の空に
今 時はどこへ むかうのかを
長い夜の終わり 早い朝ぼらけ
きっと世界中で 一番静かな ゆかしき文明
どんなときも 君のそばで
希望の代わりに 悲しみの代わりに
日は沈み 昇る


6.幽霊船に乗って

作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里

電話が鳴った 過去から鳴った
友達にさえなれないままの
好きだった声が電話を這った
もう忘れたと言えなくなった

にわかに私の体温が
あなたの温度になってゆく

さよならをした私だった
さよならをしたはずの恋だった
どうして今さら会いに来たの?
記憶の外の幽霊船に乗って

あなたはもうすぐ 故郷へ行く
二度と戻ってこないと言った
別れた時も同じだったね
夢に破れてしまったあとで

あの時 あなたが望んでた
私は自由じゃなかった

今ならきっと悲しいことも
あなたの前で笑ってやれるだろう
だけど私の悲しみを
今もあなたは知らないままなのよ

そこは冷たいところなのね
あなたの声が震えてる

さよならをした私だった
さよならをしたはずの恋だった
どうして今さら会いに来たの?
心残りの幽霊船に乗って


7.遠笛

作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里

揺れる丘の上
命の息吹き
手に温かい

遠くで生きてるあなたのそばで
ありふれた朝になりたい

夕映えをあきらめて
列車に乗るのよ
小さくなるあなたが 私に大きくなる

もう少しだけ
そばにいて
胸の片隅でいい
鮮やかに笑って
この町が消えるまでは ひとりじゃない

道ゆくメロディー
風が呼んでる
季節の中で

幸せがどんな形でもいいと
つぶやいて空を見る

約束を守って
生き急いでいても
心変わりとかけたら それさえ飛び越えて

私を呼んで
一緒にいようって
目覚めたらはじまるように
まぶしい朝日の夢は無限に
続く気がするから

もう少しだけ
そばにいて
生きてみたいだけ そう
淋しいホームも
置き去りの部屋もひとりでいたくないよ
ねぇ ずっと待ってるよ


8.ゴールネット

作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里

自分という名において
ぼくは 生きていると思ってた
抑圧に あおられて
一人前 気取ってただけ

前のめりな生き方を
ぼくも できていると思ってた
いすのないフルーツバスケットでも
居場所 探せるかい?

つき上げてくる感情を
くたびれさせる前に
どこにいても 誰といても
自分にだけ 夢中でいたい

ぼくだけのゴールネットを
揺らしたくて 戦いに出てく
心から喜べるただひとつを
ぼくは手に入れたいから

たくさん人が倒れていった
ぼくの 胸のまわりで
いいことなんかないのに
笑って それでも生きてる

ぼくは今日の為に生きる
同じ明日は来ない
まぶたから 涙など
拾わないで 前を見てる

それぞれのゴールネットを
揺らしたくて 夢を見ている
きっと叶う ぼくはそう信じている
だって ぼくもそうだから

自分を裸にしたい
冷たい雨の日も

言葉だけになり飛びたい
はりさけそうなときも

ぼくだけのゴールネットを
揺らしたくて 戦いに出てく
心から 喜べるただひとつと
ぼくが出会えるために


9.0号

作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里

青い地球のベッドで
ぼくは夢を見てるの?
心のドアノブに手をかけているけど
つかめなくて 回らなくて

地上はどこにあるの?
誰の下で眠るの?
あくなき探求の光を届かせる
最終地点はどこにあるの?

自分の弱さに飛び乗って
ぼくと言う人を 見てみたい
残った力の行く先を
今日はねむるまで 見ていたい

想うことは 自由なの?
首にかけて 飾るの?
留め金をなくして
かざみどり 壊して
自分からも 遠ざかるの?

ぼくの箱からは出れないの?
言葉が鍵をかけているの?
まくらの中に明日があるの?
ねむらなくちゃ見れない事なの?

自分の弱さに飛び乗って
ぼくという人を見てみたい
残った力の行く先を
今日はねむらずに見てみたい


10.水に恋をする

作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里

自分とむき合える 人になりたくて
心いっぱいぼくは 演じていたのかもしれない

裸になることを 望んでいるのに
正直になることが できないでどうするのだろう

頭ではフォークとナイフで 感情をきりとれるけれど
左胸は 右を見たり 空を見たり 足を見たり

ぼんやりして見えるのは
ぼく自身なのに
形をなさないものが
好きで見とれてしまう なぜなんだろう
流れてゆく先々で
色や姿まで
変ってゆく 水のように
ぼくは ぼくは生きたいのかもしれない

自分の顔がいつも 気になっているけど
人から見た自分を 気にしているのだと気づいた

心だけで生きたい 自慢できなくても
神様ではなくぼくが いいと思う自分でいよう

洗い流す水ではなくて 混ざり合う水に恋をして
さっきまで ぼくだけれど 風になったり 雲になったり

次の約束でぼくは
雨に流されて
土やどろにまみれよう
涙よりも心を 落としこんで
帰り道がなくなっても
ただいまって言えば
そこがぼくの居場所になる
きっと ずっと そうやっていければいい

顔は水に溶かしてしまって
乾いた布に心映して
口を閉ざした鳥になって
言葉を探そう

ぼんやりして見えるのは
ぼく自身だけど
形をなさないものに
糸が見える気がして 手を伸ばしてる
流れてゆく先々で
何かになって
それがわからないままでも
ぼくは ぼくは 生きたいのだと思った


11.春隣

作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里

会えなくて またひとつ
さみしさからの風が吹いた
肩に手をのせるような
君のやさしさに似て

重なり合わないことが
あたりまえならば

もっとそばに歩みよっても
夢は終わらないでしょう

君とぼく ぼくと君
この地上で再び会えた

ずっと前 ずっと前
君とぼくは春隣
冬を渡り 咲いてゆく
いつか花となる

ちがう道をゆくけれど
同じ気持ちだから
ずっとそばに感じられると
君はいつか言ってたね

ぼくの右 君の左
ふたりに帰れる日がくる

離れても 離れても
君とぼくは春隣
それぞれのままにいて
ひとつ花になる

いつまでも いつまでも
君にはぼくが春隣
流れてゆく月日さえ
愛しいと思える

ずっと前 ずっと前
君とぼくは春隣
笑い泣いて共にゆく
いつか花となる


12.ヒトツ/フタツ

作詞:熊木杏里
作曲:吉俣良

願いごとひとつ叶ったの
ふたつ数えひとつ
指をからめた約束は
もう叶わないけど

人を 愛を とぎれた糸でつなぐ
そしていつか 夢描く線になる

遠く離れても そばにいても
支えあうことが出来るなら

願いごとひとつ叶ったの
ふたつはないひとつ
ずっと


13.あなたに逢いたい

作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里

白いビルの影 黒いサングラス
あなたを彩る モノグラム
私を囲んで離れてゆかない
とぎれた雲に 雨の気配

季節をいくつ 集めたら
あの頃に戻れるのかしら
街のあちこちでうずくまってる二人の思い出

春を遅らせて 夏を切り抜いて
秋を手のひらに差しのべて
冬をかくまって また春を遅らせて
あなたに あなたに逢いたい

濡れたショウウィンドウ 映る傘の色
私はどこにも映らない
あなたがいつも待っていてくれた
部屋の匂いも 露に消えた

時計がせかす 明日の扉
重なりゆく 月日の鍵
街は帰りゆく人々をただ見てるだけ

春を染めかえて 夏に焼きつけて
秋の夜にただよわせて
冬は抱き合って また春が来るころは
ちがう私になりたい

もっと抱きよせて 声を止めないで
息を胸で感じさせて
指折り泣いて あなたの腕の中で
眠る私に戻りたい
あなたに あなたに逢いたい


14.夏の気まぐれ

作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里

おだやかな風が 部屋に吹いて
夏の無言を 君と聞いて

もうすぐ帰ると 腰をうかせ
まだここにいても 君は もう

白いカーテン 夕日がこぼれ
夏が始まるのか 終わりましょうか

君のあとに 湿ったまどろみ
風に乾くから 夏が来る

知らずに涙が 君を見送る
心なしか 君が遠い

手をふりました そこらじゅうに
君を見ないで 手をふった

揺れるカーテン 夕日のカーテン
ひとりでに吹いた さよならでしょうか

君のあとに 笑ったまどろみ
風があたためて 夏が来る

白いカーテン 夕日を残し
夏が始まるのか 終わりましょうか


15.青春たちの声がする

作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里

声と声が会って 人は何を知る?
過ぎた時間だって思い出で会える
夢がひとつあった それを誰と見た?
恋が幾つあって それを何に変えた?

あなたに聴こえてる 青春たちの声がする
青春はいつもそばにいるよ

アルバム取り出して 笑い合う友や
急に泣き出してしまう 親がいる
青春の日々は 目に見えるものじゃなく
それぞれで生きて 送り返す便り

時の流れに気がついて
町が変わるのを見ていると
ただ 淋しげな気配もあるけど
待っている人のそばに帰ろう

あなたに届いてる 青春たちの声がする
青春はいつもそばにいるよ


16.ふるさと

作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一

兎追いし かの山
こ鮒つりし かの川
夢は今も めぐりて
忘れがたき 故郷

如何に在ます 父母
恙なしや 友がき
雨に風に つけても
思い出ずる 故郷

志を はたして
いつの日にか 帰らん
山は青き 故郷
水は清き 故郷


17.光

作詞:熊木杏里
作曲:渡辺善太郎

誰も知らないから 強がる君のことを
生きるゴールは見えない場所にあるの

遠く遠くからの 想い出が近づくとき
人はひとつ 帰り道をたどる

どうか君が すぐそばにある景色を 今も
愛することができるように

空へ送るものが やがては降りてくるの
急ぐことに 命を燃やさないで

君が想うよりも 心は包まれてる
守るように かなしみ消すように

広く 深い 雲が泣いて 明日を探すとき
確かな光の まなざし


18.CHAPPE SONG

作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里

君に届く 言葉は CHAPPE
夢になって 広がってゆく

遠い国の雲の名前を呼んでみたい
きっと ちがうんだろう
これから会える友だちに
なんて言えば いいかな?

世界と話そう
世界は繋がりたがっている
君とぼくが ここにいるから
世界と出会おう
明日もきっとそこにあるから
君とぼくに続いているよ CHAPPE

出来るできない 後になって
思うことは 誰にもある

今日の中で出来ることなら何度でも
きっと あるんだろう
手の平みたいな地図をゆく
道は ここにあるから

世界を歩こう
世界がたとえ変わっていても
君とぼくが ここにいるなら
世界を探そう
明日が色づいてゆくから
君とぼくで描いてゆける CHAPPE


19.長い話

作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里

17歳の頃は 流行りに身をあずけて
クラブや朝帰りも親の知らないこと
いつも家に帰ると母は泣きながら
「そんなに家が嫌いか」と裏返った声で言った
ノートの一番最後のページに書いた
将来の夢も浅はかなものでした

18になった頃は 恋に恋をして
ままごとの様な暮らしにうぬぼれていた
2つ年上の彼は口グセのように
「そんなに家族が好きか」と分からないことを言った
財布の中身と終電が終わっても
引き止めてくる彼が好きで別れた

19歳の頃は 自分を知ることと
夢を結んでくれた歌に出会った
父は嬉しそうだった ギターで歌ってた
それまでにいない家族が増えたような気がした
三度のメシより好きかと聞かれて
画家を目指したことはお蔵入りになった

20歳になった頃は やけに悲観的で
それがいい事だと勘違いをした
歌うことがそれほど大事じゃなく思えた
何を言ってみても薄っぺらで嫌だった
ぶつかる前に人を遠ざけてた
嘘で始めた笑顔がいつのまにか染み付いた

21になった頃は 人が悲しかった
どこで覚えてきたのか やり過ごし方を知ってた
それでも涙が出る自分が好きだった
右手でふかしているタバコは消せなかった
黒い服ばかり好んで着てた
だれのようにもなりたくなかった

22になってみても それほど変わることはなく
ひとつ変わったことと言えばタバコをやめた
強く思うことはとても難しくて
今もまだ自分を信じきれずにいる

なぜ生きてるの なぜ生きてゆくの
なにもないから なにかになりたい


20.ホームグラウンド ~ふるさとへ~

作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里

誰かに想いを伝えるには
言葉じゃなくてもいい時がある

どんなときでも強く夢を
あきらめないで生きている その姿

胸のホームは それぞれ違うけど
きっと あるべき場所へ向かう 皆ランナー

君しか出来ないことが 広がってゆく力を
そう 真ん中にして信じてほしいな
どうやって進んでいいのか 分からなくなったその時は
ほら大切な人がいる
君はいつでもひとりじゃない
このグラウンドがひとつだから

灼熱の空を覚えてる
注ぎ足したように 鼓動が高鳴れば
今 一瞬の時は永遠
忘れられないエールが聞こえてくる

声をあげたり 思いきり走ったり
ルールではない絆が起こす その奇跡

君のためにあることが いつだって輪の中で
繰り返し訪れ めぐっている
最後なんて決めないで 何度でも追いかけてゆこうよ
苦しさに慣れないで
虹の向こうに行けるかな
たどり着いたら分かるかな

君しか出来ないことが 広がってゆく力を
そう 真ん中にして信じてほしいな
どうやって進んでいいのか 分からなくなった その時は
ほら大切な人がいる
君はいつでもひとりじゃない
遠く離れているとしても

ここが君のホームグラウンド


21.ファイト

作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里

思い出が今 答えに変わる
夢はあの日見つけた
ひこうき雲を長く見送り
胸に届いた手紙

いつも元気でいようとしている私だけど
今日は隠せないほど 泣きたい気持ちだったの

遠い日の約束が 手をふりながら
ファイト ファイトって叫んでいるから
未来の私にだって 届けてゆくんだ
ファイト ファイトって聞こえるように

好きな人に出会ったような心 日々の中でも
限りなく白に近い絵の具で 塗った 真っ白な雲

いつからでもないけれど
周りは変わっていった
焦るのも忘れるくらい 私悲しかったんだ

大切な友だちの 旅立つ背中に
ファイト ファイトって言えなかったから
未来のスケッチブックに 書き込んでくんだ
ファイト ファイトって笑えるように

夕暮れに立ちこめた風 もう一度だけ
始まりのホイッスル

遠い日の約束が 手をふりながら
ファイト ファイトって叫んでいるから
未来の私に向かい 走ってゆくんだ
ファイト ファイトって いつの日にも


22.こと

熊木杏里 feat.清塚信也
作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里

大丈夫と君は言うけど
心は今 どこを見てるの?
想いだけがひとりごとみたいに
途絶えた会話をつなぐ

打ち明けてくれた話にぼくは
どれだけ君を見つけられたんだろう?
過去が心に居すわりながら
どれだけ君をひとりにしたかな

また ひとりごと
君がいること
急がないこと 今 生きてること
たとえようないこと
君がいるから
どんなことも ぼくには今しかないこと

いつもそばにいるということが
ふたりのためになるのかな
また言葉をひとつ 終わらせた
君の顔が浮かぶ

ここにいることを教えてくれる
光と影が今 ぼくを包む
君がぼくには必要だって
どうしてこんな気持ちがあるんだろう

ただ ひとりごと
繰りかえしてる
息をするたび 気が付いてくこと
泣きたいときには
ぼくがいるから
君であること以外 ぼくができること

たとえ武器が 誰かの手に渡り
胸がふいに傷ついたとしても
人 転ばす力はいらないと
君は足をあげる

ぼくらしいことも 君らしいことも
望めば叶えられるということ

今 ふたりごと
君といること
守りたいこと 共に生きること
強くあるなら弱くあること
どんなこともふたりなら ゼロも1になる

今 ふたりごと
君といること
守りたいこと 共に生きること
強くあるなら弱くあること
どんなことも君となら 生きてゆけること